オンラインで寄付募集。NPO・NGOのための、おすすめ寄付決済プラットフォーム

非営利団体にとって事業継続のために必ず必要な寄付募集。
特にWEBサイトを中心としたオンライン寄付はネット環境さえあれば、短時間で簡単に寄付ができるため、また、現在ではコロナでリアルイベントの開催ができないことが多いために、オンライン寄付ができるツールを導入する団体が以前よりも増えています。
決済プラットフォームは昔からありますが、今はより使いやすくユニークに進化したサービスが増えています。今現在の、NPO・NGOのための、おすすめの寄付決済プラットフォームをご紹介します。

NPO・NGOのための決済プラットフォーム

Congrant

NPO・NGO専用のファンドレイジングツール
寄付金募集のために専用に設計されたサービスで、NPOにとって便利で助かる機能が多く備わっています。寄付募集ページ(LP)をつくったり、クラウドファンディング型の寄付募集をしたり、支援者や寄付金などの管理を一元管理する、使いやすいダッシュボード機能が備わっています。
無料で利用できるフリープランと高機能な有料プランから選択して利用することができます。また、初回登録時のみ有料プランをお試すことが可能です。

また決済手数料が3.4%の業界最安値なところもおすすめポイントです。

すべてのプランで初期費用0円。
フリープラン:0円/月 決済手数料8%
ライトプラン:4000円/月 決済手数料3.4%
スタンダードプラン:8000円/月 決済手数料3.4%
決済方法:クレジットカード
導入難易度:低。団体のウェブサイトからリンクを張るだけ。

Syncable

NPO専用に設計された寄付決済のプラットフォーム
掲載されているNPOの数は、業界トップクラスの796団体以上。NPO法人だけではなく、任意団体でも使うことができる敷居の低さが魅力。NPO法人になる前の団体でも登録できます。またユニークなのは支援者自身がポートフォリオという支援先をまとめたプレイリストのようなものをつくり、そのポートフォリオに寄付をすると、登録されている団体に寄付が行くというもの。その他バースデードネイションの寄付など、新しいアイデアに溢れたフレッシュなプラットフォームです。

初期費用:無料
月額基本料:無料
決済手数料:5~6% ※サービスプランにより異なる
決済方法:クレジットカード(1回払い・毎月募金)、Amazon Pay
導入難易度:低。団体のウェブサイトからリンクを張るだけ。

Robot Payment

NPO団体向けオンラインでの募金・寄付決済ASP
寄付決済ASPとはNPO/NGOとクレジットカード会社を仲介してくれる会社で、クレジットカード決済のほか、口座振替、コンビニ決済、電子マネー決済などの多様な決済サービスを提供しています。NPO団体には500以上の導入実績があり、寄付に対するノウハウも蓄積されています。実際にUNPLUG.でサイト制作するときも、多くの団体様で活用しているのが見受けられます。NPO寄付決済の老舗といったところでしょうか。

初期費用:別途見積り
月額基本料:別途見積り
決済手数料:2.65%〜
決済方法:クレジットカード(1回払い・毎月募金)、銀行振込
導入難易度:高。ウェブサイトにシステムの組み込みが必要。

PAY.JP NPO

NPO団体向けのクレジットカード決済ASP
Visa、MasterCardでの決済のみですが、驚きの低手数料1.5%です。内閣府公式HPに記載されている特定非営利活動法人であれば利用することができます。
UXにすぐれた洗練されたスマートな支払画面から、寄付決済をすることができます。

初期費用:無料
月額基本料:無料
決済手数料:1.5%
決済方法:クレジットカード(Visa MasterCard)
導入難易度:高。ウェブサイトにシステムの組み込みが必要。

それぞれの特徴と費用

寄付決済といってもサービス特徴や手数料、組み込み部分までかなり違いがそれぞれあります。団体のニーズに一番マッチしたものを選ぶ必要がありますね。
今回選んだサービスをまとめると以下のようになります。

特徴月額費用月額費用決済手数料決済手段
Congrantマーケティング型の寄付ができる
運営管理機能が充実している
無料0〜8000円3.4〜8%クレカ
Syncable審査が簡易
キャンペーン型の寄付ができる
無料無料5〜6%クレカ
Amazon Pay
Robot Payment導入費用が安い
NPOの導入実績が多い
別途見積別途見積2.65%〜クレカ
銀行振込
PAY.JP NPO決済手数料が安い
導入費用が安い
無料無料1.5%クレカ

寄付決済は、細かい部分がいろいろとあるので、ひとつの方向からだけ簡単に決めずに、団体活動の現況にフィットしたものが必要です。そのためには導入前、まずはそれぞれ直接お問い合わせすることをおすすめします。
なお、この記事の執筆に当たり、それぞれのサイトから情報を読み込みましたが、変更や更新がある場合もありますので、導入の際はあらためてサイトの中の情報を合わせてご確認ください。

今回は寄付決済プラットフォームを紹介しました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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